neeka's running,cycling note

走ることが好きな中学3年生です。タイムはかなり遅いんですが練習内容をつづっています。よろしくお願いします。現在のPB 1500m 4'55 3000m 10'33 5000m18'57 10km41'03 ハーフ1:43'05

箱根駅伝(往路)を見て。1/02

今日もとりあえずランオフです。

走りたいんだけど、ハムストリングスの痙攣が何かすごい多発する。そして痛い。まー、この期間は親族の家とかにいるから走り出したらすぐ迷子になるんだけど。お正月になってくれて、他の時になるよりはまだ良かったけど早く直したいです。50とか100mをやりまくったのでそこで軽い肉離れにでもなったのだろうか?さっさと直していきたいと思う限りです。

 

そして僕は、お正月の顔となる一大イベント、箱根駅伝を見ていました。やっぱり…っていうのが今年は全くない波乱の展開でついつい感動しながら見ていました。僕が占領しているTVに嫌気がさしたのか消えていく人もいましたけど。駅伝ってこんな感動的なスポーツなのにそんなに嫌わなくていいじゃんって思うんですけど。人の感動するポイントは人によって違うのかもしれない。駅伝で感動しない人何で感動するの?って思いますけど。

 

★レースの展開について。

 朝8:00にスタート。前半からハイペースでレースは推移。選手のふるい落としという表現を解説の方が使っていたがまさにその通りだった。なんと2年連続この1区で区間賞を獲得した東洋大の西山選手が前半で遅れる。間に合わなかったか。その後先頭集団は減っていき、残り2kmほどで国学院大の藤木選手が抜け出しそのまま区間賞を取ると思われたが、創価大の米満選手が抜かし、歴代2位タイの好記録で区間賞。たすきリレーのあとで先頭は再度集団を形成する。東洋大はかなり遅れて苦しい展開。創価大は留学生を投入したが実らず。国学院大の土方選手がレースをかなり引っ張るが、ラストで、青山学院大学の1年生、岸本選手が1時間7分1桁の好記録で先頭に立つことに。その後方では、トップクラスの実力を持つ東洋大の相澤選手・東京国際大の伊藤選手が激しく競り合い、なんと相澤選手は1時間5分台(ハーフに換算すると日本記録!)!伊藤選手も去年順大の塩尻選手による記録を大幅に更新。両者ともに順位をかなり上げる。3区では、伊藤選手からたすきを受けた東京国際大のヴィンセント選手が素晴らしい好走。区間記録を2分以上更新してなんと59分台。青山学院の鈴木選手も魂のこもった走りを見せる。東京国際大が大きな差を持って4区へスタート。駒大の田澤選手も、スーパールーキーの名に恥じない素晴らしい走りを見せる。4区では前半はヴィンセント選手が作ったアドバンテージで先頭を独走していた佐伯選手に青山学院の吉田選手が14kmあたりで追い付く。そのまま一気に突き放し、吉田選手は区間記録を更新。なんと今年2区で1時間5分台を出した相澤選手よりも速いタイムで走破した。東洋大が大幅に遅れてしまう。5区に入り、区間記録保持者である国学院大の浦野選手が追いかけてくる中、青山学院大の飯田選手は冷静に走り、結局区間新記録で走り抜ける。浦野選手は若干後半に苦戦して差をやや広げられてしまった。後ろは、東京国際大を速いうちに東海大が抜き去ったが、離れながらも耐え、最後の最後に抜かす。東洋大の宮下選手が山への適正を見せ、区間記録をかなり更新して区間賞を獲得した。最終的な順位は青山学院大学が往路優勝で2位が国学院大学、3位が東京国際大学。3強は、東海大学が4位、東洋大学が11位。

 

この中でびっくりしたこと、感動したこと、とか。

 

1区、米満選手の好走

衝撃的だった。国学院大の藤木選手が前に出て、あの状況で前に出て走れる精神の強さには驚くばかりだ。前半から、動きが服部勇馬選手(マラソン東京五輪内定)に似ているなって思った。3'02-3'03/kmをジョグの動きで走れると語る服部選手だが、米満選手のフォームにもゆとりが感じられ、普段のジョグとかでもそのように走っているのだとすれば、フルマラソンに向いているのかな?って思った。今後にすごく期待。

2区、相澤選手1時間5分台の区間新記録

次に書くが、東京国際大の伊藤選手と協力してかなりのハイペースで走った。ユニバーシアード金と銅の二人である。相澤選手は、6分台は出せるって解説の方が言ってましたが、それどころかM・モグス選手の記録を破りました。前半から相当なハイペースで突っ込み、どんどん人を抜いていくのを見て、すごい興奮した。旭化成に入るらしいが、マラソン日本記録を出して欲しいと思う。旭化成は昨日のニューイヤー駅伝を制したチーム。

2区、伊藤選手も相澤選手についていく粘りの好走

相澤選手って学生最速ランナーじゃないですか。でもそれにしっかりついていった伊藤選手もすごいと思います。全日本の激走のイメージがあったので、高い実力を持つ伊藤選手でも置いていかれてしまうのかなと思ったら、中盤から苦しそうながら相当粘っていた。あの粘りができる選手はそういないと思う。タイムとしても去年の順大・塩尻選手が樹立した日本人最速記録を相澤選手と共に更新。離されてからもすごく頑張ったんだと思う。

3区、ヴィンセント選手が爆走し、区間記録を2分も更新

なんと留学生とはいえ1年生、1年生がこの区間で1時間を切った!全体的に下り基調のコースであることを考慮してもこの記録はすごすぎる。前半からあの留学生速いなーと思ってたけどタイムを見て衝撃。フルマラソン1時間台出せるだろうな。青山学院大の鈴木選手のジェスチャーも良かった。この選手4年生になったら、東京国際大めちゃくちゃ強くなりそう。往路3位だし、ダークホースは卒業して優勝候補になってきそうな気がする。

4区、青山学院の吉田選手、区間記録

今日1番の感動を覚えた。実況者の実況良かった。吉田選手は、箱根駅伝のエントリーメンバーの中で11番目で、悔しい思いを味わってきた。そして、今日の箱根駅伝はラストレースで、このレースが終わったら陸上は引退して一般企業へ進むらしい。そんな吉田選手は今日にかけていたのだろう。14kmほどで先頭に立ち、そのまま独走態勢に。ラストスパートもすごくて、去年の相澤選手を上回る区間記録。ゴールしたあとのは、やり切った!っていうこの上ない充実感なんだと思う。めちゃくちゃうるってきた。箱根に向けて、10番以内に入れるように必死に努力したんだなって。

5区、たくさんいて選べない。笑

青山学院大は耐えた。精神的にも苦しかったことだろう。後ろから去年の区間記録保持者である国学院大・浦野選手が追いかけてくるのに、平常心を保つのは難しいと思う。その中で、安定したペースで走り続けて、逃げ切った。下りになってからも頑張って、浦野選手との差を広げた。あと、東京国際大と東海大の競り合いも。東京国際大は、1度離されたのに後半追いつくスタミナ、精神力はすごいと思う。ラストよくあれだけやった。東海大の西田選手は去年の区間2位の実力者。東京国際大は山でも戦えることを証明した。東洋大の宮下選手は、想定外の14位からのスタートとなったが、ナイスペースで走り抜け、去年の区間記録を大幅に更新。去年の東洋大は山で差を詰められたので、今年は山に強くなったと思う。

 

番外編:

東洋大の苦戦

1区に西山選手を置いたのは失策。復路にすればよかったのかも。2区は素晴らしかったが、3区・4区と、今季苦しんだ選手達なので、箱根に向けて夏場とかの練習が積めず、間に合わなかったんだと思う。特に4区は総合優勝を不可能にしてしまった。山登りの宮下選手・花の2区の相澤選手が区間新記録の素晴らしい好走をしただけに、なかなか残念だな…と思った。今年の往路で1番残念だと思ったチーム。復路は頑張って少なくともこのまま終わらせずに爪痕を残してほしい。

 

箱根駅伝めちゃくちゃ感動しました。

復路が楽しみです♪